この冬、問い合わせの多かったのが、マンションや集合住宅にお住まいの方から、「部屋のクロスがカビだらけで困っている。何とかして欲しい・・・」というものでした。
カビは20℃になると発生しやすくなり、特に25℃前後、湿度は80%以上の時がもっとも活発です。冬の結露が原因でカビが発生するのはなんとなくお分かりかと思いますが、まさに梅雨の今の時期もカビの絶好の繁殖条件が備わっている、ということなのです。
今回は、年数のたったマンションにお住まいの方から、部屋がカビているので何とかして欲しいとのご依頼を受けたのでそれを紹介します。
カビ取り除菌後、石膏ボードを張りクロスを張り替えました。
◆施工前(家具をどかしてみたら…)
◆クロス剥がし(下地にカビはありませんでした)
◆カビ取り除菌
◆カビ取り漂白
◆天井に断熱材を入れます
◆石膏ボード貼り完了
◆壁に防カビ剤塗布
◆クロス施工中
◆クロス完了
◎カビが出ないようにするには、湿気を逃がすことが大事です。
1.インプラス(二重窓)の設置の検討
http://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/feature/
2.エコカラット(余分な湿気を取ってくれる室内用壁材タイル)を壁に貼ることの検討
3.24時間換気の検討(注:壁に穴を開けるので、マンションや集合住宅の場合、管理組合や管理会社に確認が必要です。)
ということで、K様にインプラスの設置とエコカラットを貼る事をお勧めし、施工することになりました。
◆インプラス設置
◆エコカラット施工
コンセントカバー類やサッシ、カーテンレールも全て漂白除菌・水洗い清掃したら、見違えるほど綺麗になりました。
今の梅雨の時期も、カビの心配をすることがなくなり、快適に住まわれているK様です。
カビは健康にもよくありません。 お困りでしたら奥山工務店にご相談ください。お客様の立場にたってご提案させていただきます。